あかふさ食品とは

企業理念

笑顔を生む美味しさと、
寄り添う手軽さを。

私たちは、安全・安心に加え、美味しさと手軽さを追求し、
社会に貢献します。

魚の調理には大変な手間がかかります。
三枚おろしは簡単ではありませんし、家庭では廃棄せざるをえない部位の処理に困ります。食卓の環境が細分化した現代では、より魚を食べるハードルが上がっていると言っていいでしょう。

しかし、それでも、魚は美味しいのです。

私達は、魚調理のお手間を引き受けます。
品質管理を徹底し、考えうる最善の方法で商品を製造・開発いたします。
お客様に寄り添った手軽に味わえる魚の美味しさで皆様の食卓を応援してまいります。

ちょこっとあかふさ豆知識

あかふさ食品の「あかふさ」の意味をご存知ですか?
「あかふさ」は土俵の吊り屋根から垂れている「赤房」が由来です。
古来より神事を行ってきた相撲の土俵には、もともと屋根を支える4つの柱があり、それぞれに青、赤、白、黒の布が巻き付けられていました。
土俵が吊り屋根式に変わると、柱に巻かれた布の色を引き継ぐ形で房が導入され、北東に青房、南東に赤房、南西に白房、北西に黒房と設置されるようになります。
この色は青龍・朱雀・白虎・玄武を現しており、朱雀を象徴するのが赤く染められた「赤房」です。
朱雀は悪霊を追い払い、幸せをもたらすだけでなく、再生・起死回生などの意味をもつ縁起のいい神様だと言われております。
あかふさ食品が震災から復興を遂げられたのも、無我夢中ではございましたが、皆様のご支援に加え、この朱雀に込められた希望があったからだと今は思います。

商品誕生秘話

日頃より「ゴロほぐしシリーズ」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
「ゴロほぐし」は、あかふさ食品の代名詞ともいえる人気のシリーズですが、
生まれたのはそんなに昔のことではありません。

あかふさ食品は、1993年に先代社長によって設立された会社です。
創業当初は、皆様もよく知っている他社の魚のフレークを生産しており、
自社ブラントなどは展開していませんでした。

そんな中、2011年に発生した東日本大震災で先代社長が逝去。
工場も稼働できるような状態ではなく、会社の存続はほぼ絶望的でした。

先代社長の息子(現代表)は、この困難な状況に会社を閉じることも検討しましたが、
「震災の影響で新しい雇用先がない社員を放り出すわけにはいかない」と、
何とか仮設の工場を建て、会社の存続を決意したのです。

しかし、このような状況下ではなかなか仕事が増えず、苦心していたところ、
現代表が昔食卓で聞いた父の言葉をふと思い出します。

「魚は3%の塩水につけて焼いたのが一番うまい」

これが「ゴロほぐしシリーズ」の始まりでした。
それまでの添加物や、味付けに頼った商品は一切やめ、
シンプルに素材の美味しさを引き出すことだけに注力。

この製法により、先代代表の遺志を継いだ「ゴロほぐし塩鮭」が誕生しました。

現在は「ゴロほぐしシリーズ」以外にも多様なラインナップをご用意しておりますが、
あかふさ食品ブランドの第一歩となったのがこの商品です。

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